主体性育成

こんなお悩みありませんか?

  • 「1を聞いて10を知る」ではなく、「10を教えても6しかできない」社員が多い 
  • 自ら考え自ら実行する社員が欲しい 
  • すぐに誰かに頼る、すぐに答えを欲しがる 
  • 積極的に実践しない割に、上手くいかなかったら上司含め誰かのせいにする 
  • 教えたことはやるがそれ以上のことをしない 
  • 仕事に対する気力・活力が感じられず、少し頑張ればできることをしない 
  • 教えたことはできるが、応用力がなく、伸びしろが感じられない 

主体性って何?

 主体性とは、「いろいろな状況下においても自分の意志や判断で行動すること」を言います。噛み砕いて説明すると、主体性とは何をやるかは決まっていない状況でも自分で考えて判断し行動するということです。つまり、主体的な人とは、「目的は何かを徹底して明確にし、その目的を達成・満足させるために、何をどうのようにするかを自分で考え、後のリスクを承知で行動することができる人」のことを言います。また、主体性をもって行動するということは、「自分で状況を判断して、自らの責任で最も効果的な行動をとる」ということとも言えます。 

 主体的な人間は、準備などの自主的行動をする前に、その目的を考えます。そして、その目的が「チームを良くすること」であると定義したら、準備の自主的行動以外の行動、例えば「もっと合理的に準備するために部員で話し合いしよう」と提案して実行することができます。 

自主性って何?

 主体性と同じように使われる自主性という言葉の意味をご存知でしょうか。学生時代に、先生やクラブの指導者に「もっと自主的に動け」と言われ経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。自主性とは、「他人からの干渉や保護を受けず、独立してことを行うこと」を言います。もう少し噛み砕いて説明すると、自主性は「やるべきこと(行動)は明確になっている」状態のうえで、その行動を「人に言われる前に率先して自らやる」ということです。言い換えると「同じやるなら、やれと言われてからやるのでなく、自分でやろうと思ってやれ」という意味です。やるべき行動を考えるところからスタートしている主体性と違い、自主性はやるべき行動がすでに与えられて、明確になっているという所がポイントです。 

山本五十六元帥の教えが的を得る

一度は聞いたことがあるかもしれませんが、山本元帥のこの言葉が主体性を育てるキーポイントをうまくついています。まずは「自主性」の育成をします。それにはまずお手本となる姿を見せ、次に何をどうすべきかのフローを教え、それを実践させてみたうえで、部下が上手くいった部分を褒めて伸ばす。そして、自主性が育ったころに「主体性」育成に入ります。それは部下に考えさせ、提案させ、その提案を承認し、権限を委譲する。ここまでがエンパワーメントです。そして、最後は完全に権限を移譲する。このステップをうまく踏むことで主体的な従業員を育成することができます。大人だからと言って主体性とはなんぞやと言われたところで、行動はついてまわりません。なぜなら、育成される側は自分が今どの段階(ステップ)にいるかわからないからです。客観視ができない分、教育係(上司)がいるわけですから、上位者がきちんと主体性を理解していれば、主体的な従業員を導くことができるはずです。 

ビズアスリート

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