こんなお悩みありませんか?
勉強で得意・不得意が生まれる理由
仕事はもちろんながら学業やスポーツなど、人間の活動に必要不可欠なものが「モチベーション」です。誰しもが学生時代に経験があるように、モチベーションが上がらないときは、どれだけ勉強をしても、またどれだけトレーニング・練習をしても、成果はなかなか上がりません。ただ、得意教科ってなぜだか勉強に対するモチベーションがそんなになくてもできちゃったりしますよね。逆に不得意教科は、教科書を開くのもおっくうになってしまいます。それってなんなのでしょう。実はそれは、脳にあるA10神経という部分が関係しています。このA10神経というのは、人間の心を担っている部分で、こんな働きがあります。
- Step 1物事がよく理解る
- Step 2楽しくなる
感情が変わる
- Step 3やる気が高まる
- Step 4よりその物事に対して積極的になる
- Step 1物事が理解できない
- Step 2不安やイライラになる
感情が変わる
- Step 3やる気が下がる
- Step 4その物事に対して遠ざかる
だから、得意なものはどんどん得意になりますし、不得意なものは不得意なままとなってしまうのです。
趣味は心の働きを活性化させる
趣味は、A10神経を活性化させ、好循環させることがわかっています。というのは、趣味というものは、ある程度できるようになると、途端にハマりだします。釣りで例えるなら、趣味でない間はどのルアーや竿を見ても同じように見えますが、だんだんその質がわかるようになると、どのメーカーのどの道具が良いのかが目利きできるようになり、やればやるほど「違いがわかる」ようになっていきます。このように趣味についてはどんどん自分でやる(主体的に行動する)ため、モチベーション高く居続けることができ、結果こだわりが生まれ、より細かくより詳しくなっていくのです。
モチベーションが下がる理由
では、モチベーションが下がる理由はいったい何でしょうか。多くは人間関係だったり、取り組んでいることになかなか成果が上がらなかったり、はたまたプライベートが上手くいかなかったりと様々な要因はありますが、その原因は「感情」です。
先の話より、仕事において「~しなければならない」という状況ではなかなかうまくA10神経を使うことができないのが想像つくかと思います。上位者に何かを言われて・指示されてやっている間、また仕事に対する給与に意識を捉えられている間(期待と対価が違う場合)は、「感情」が安定せず、モチベーションはなかなか上がりません。
特に日本で育った子どもたちは、「言われる前にやる」という自主性を重んじた学校教育で育ってきているため、大人になっても仕事と勉強は同じような感覚を持った人が多くいるので、なかなか仕事が楽しくなりません。これがモチベーションが下がる本質的な理由です。
仕事を楽しむには
「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、先述の趣味は好きだからこそモチベーションが高く居続けることができ、より上達していきます。仕事に置き換えて考えてみても、仕事についてある程度理解が深まり、楽しくなってこればモチベーションは高まり続けることができます。
例えば、新入社員はまず仕事に「~しなければならない」という感覚を持っているので、仕事とは別のところでポジティブな感情を芽生えさせなければいけません。例えば、上司が魅力的な人間で「あんな人になりたい!」などです。中堅社員は、だいたいが普段の仕事が忙しい&マンネリ化している+数年後の昇進に向けて詰め込まないといけない知識が多いことで嫌気がさしていることが多いので、仕事の整理をしてあげることが肝要です。例えば、その人間の長所を本人も上司も理解してそれを伸ばすようにすると、勉強の得意科目のように学習・実践成績の向上が見込まれます。
このように、A10神経をうまく使える知恵を持つことが、モチベーションを高く居続けさせるコツになります。
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